睡眠のあいだに生きてる

ながい寝言です

過剰な不安?

きな臭い法案の話で、日々TLを見ては考えたり休んだり。

 

とりあえず、疑問に思う事を書き留めておいて、自分なりに

納得のいく答えを探す事を続けようと思う。

 

『徴兵に関して』

以前に呟いたところ、防衛大学は優秀でないと入れないの

だし、そうそう皆が徴兵されるわけではない。

やる気のない(志願していない)人が勤まるようなところでは

ないのだから、無理矢理連れて行かれた人たちが危険な戦場に

送られるようなものではない、というリプをいただいた。

 

それ以外に今日読んだのは↓

「徴兵されないか不安なみなさんへ。」

http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-254.html

予備自衛官だというフリーライターの方が書いた記事。

 

誇りを持って志願し、自国の防衛に勤めたいと考える意識の高い

人なんだろうと思う。

そして、この方の言うように厳しい訓練を受けた自分たちと

なんの訓練も受けていない、意識もない一般市民が同じような

扱いを受けるわけがないというのが、リプの内容だったと思う。

 

 

それでも不安。

 

なぜかというと、先の戦争でも最初は志願した人からだったし。

まずは訓練を受けた意識の高い人たちが行ったでしょう。

その人たちは優先的に戦闘技術が必要な戦場に送られたでしょう。

でも、その人たちがそういった仕事に専念するためには、そうじゃない

仕事(食料の確保、手配、生活に関する彼此)は戦闘技術が低くても

できるわけで、そういった人員が必要になってきたら?

 

そういった場所はなにも戦場から遠く離れていないだろうし、私が

敵ならそういった場所も狙うよ?だって戦争なら、そういう後方支援

ルートをたたくのは有効だもの。

 

戦闘技術が高度化してきて、ミサイルや戦闘機での戦いが主だから

素人なんて邪魔だから、というのも解る。

だけど、だからといって、専門の知識を持つ人や訓練した人だけが

戦って済むんですよ、というのはあまりに楽観的すぎやしないか。

人員確保がそれで済むと?

 

無理矢理やらされるような人には出来ない、ということは戦地に

送られた後、意識を高く持って、やる気にならないと死ぬってことで。

そりゃ誰だって自分が死にたくないから必死になってやる気になる。

 

そんなやる気のない人を徴兵しない、というけども、今だって

「戦争行きたくないなんて利己的」という議員さんがおられるわけで。

「訓練受けてない素人がw」と半ば揶揄されるような記事がこうしてあって。

 

戦時中だって、赤紙だったんでしょ?別に引きずられて連れて行かれた

わけじゃないんですよね。

 

 

そういう不安を口にすると、考え過ぎ、不安を煽ってるだけ、そんな

徴兵とかうちの子まで連れて行ったりしないよ、と言う人たちがいる

のが不思議。

そういって戦争に関わる法案をええじゃないかと言う人たちは、

それよりか他国が責めて来たらどうする!仲の良い国が目の前で

戦ってるのに無視するのか?自国の人間が襲われるかもしれないのに?

というのね。

そっちの不安だけは真実みがあって、こっちの不安は杞憂であると

どっちも言うの。

だからどっちも「そうだそうだ!」とは言えない。

 

ただ、どっちも不安だと私は思ってるし、軍備いらんわーとは言えない

んだけど、優秀な愛国心のある人たちが行くんだから関係ないっていう

論も気に入らないし、一般市民は大丈夫ですよ〜という甘い話も

バカにしてるよなあと思うので、書いとく。